コンシューマー問題

先日、京都工芸繊維大学のときに所属していたアニメーション研究会の後輩から「たーちゃるさん、ちょっとお灸をすえてやってください」と頼まれた。何事か! と思ったわけではなく、事前にある程度内容は知っていたんだけど、やっぱり実情は酷くて(僕が間接的に被害に遭ってる)人を人として扱わない状況になってた。さすがにこれは言っておきたいなってことだったので、その後輩の口車に乗った。

 

さて、ここからが本題――

 

僕が思うにオタクのタイプって2種類ある。一つは消費するオタク(コンシューマー)、もう一つは生み出すオタク(クリエイター)。厳密にいえば、もっとあるのかもしれないけど大まかにね。

それで僕の元いた部活にいるオタクの人種っていうのはほとんどが前者。何故前者が多いのかっていうと後述もするけど、そもそもコンシューマーが多い基質だったし、なにかを生み出そうとしてクリエイターを酷使するから逃げちゃうんだよね。

今回あった事件というか問題は、アニメーション制作をするにあたって明らかに作画してるクリエイターの作業量がおかしいということだった。(暮れ正月返上で作画してた)

どうしてこんなことが起こったの? と問われると、これはコンシューマーがクリエイターに成り上がろうとしたためと言わざるを得ない。

 

僕が考えるにコンシューマーのタイプは、これまた大まかに二つに分かれる。一つは消費することに、収集することに価値を求めるタイプ。もう一つはコンシューマーであること、つまりオタクであることに価値を求めるタイプ。

ここで、後者の価値を求めるタイプっていうのが一番厄介で、この人たちの一部はオタクのカーストの中で、最底辺であることを認識している。というか、不満に思っている。だって、生み出せないし、消費もそこそこで止まっちゃってるからね。じゃあ何をして最底辺のカーストから抜け出そうとするかというと、クリエイトしようとする。学生は特にお金がないしね。

この時、生じたのか今回のアニ研のような問題。

簡潔に言うと、コンシューマーがクリエイターになろうとした際に、共同制作してくれているクリエイターの力をあてにしすぎたということ。

もちろん、コンシューマーは今までものを作ったことが無い人達だからクリエイターの作業の大変さなんて知らないし、酷いのが、それを知ろうともしない。

結果、計画性のない目標を立てて、クリエイターに負荷がかかる。

そして崩壊する。

実際、予定していた日にはアニメは上がってきていなかった。

 

ちなみに、そのコンシューマー側の言い分はというと、すこし曲解かもしれないけど、「今回のアニメーション制作で初心者の子が線画を描けるようになったんですよ」だ。

よく考えてほしい、それは描かざるを得ないから描いただけであって、そもそも大量に描いているあいだに悪い癖等々を修正する暇があったのだろうか。考えて描く暇があったのだろうか。はなはだ疑問だ。

 

 

と、言うわけで、これからクリエイターを目指す人たちはまず勉強してほしい。何をするのにどういう工程が必要で、どれだけの労力が必要でってことを。

それがわかるとおのずとクリエイターに過度に頼らなくて済むと思う。

楽しんで作るのはもちろんのことだと思うけど、それ以前に、人に迷惑をかけてはいけない。

 

これか駆け出しクリエイターのたーちゃるさんの意見です。

 

結論

・オナニーは一人でやれ